2010年03月10日(水)
金子 みすゞ 没後80年 [本]
昨日から、東北・北海道や九州など広い地域で大雪だったようですね。東京でも策や雪が振りましたが、途中から雨に変わり、今朝は、ほとんど雪を見ませんでした。
一雨ごとに暖かくなるとは言いますが、今年はここに来ての大雪・・・ビックリですね。
さて、童謡詩人・金子みすゞ(かねこ みすず)。
以前、ここでも紹介した「わたしと小鳥と鈴と」などで有名な詩人です。
今日は、その金子みすゞの命日です。
1903年4月11日、山口県に生まれます。本名は金子テルと言いました。
大正末期から昭和初期にかけて活動した詩人で、西條八十から「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されました。
私は志にはあまり詳しくないのですが、金子みすゞは知っています。最近は、「にほんごであそぼ」でお馴染みなので、尚更です。
結婚後、一女を儲けますが、夫とは女性問題や放蕩から離婚となりますが、その話の最中、娘の親権問題が起こり、1930年3月10日にみすゞは、娘を自分の母に託すことを懇願する遺書を遺し服毒自殺します。
夭折の詩人と言われるのは、この若い死によってです。
一時期、その存在は忘れられていましたが、改めてその詩と存在が浮かび上がり、現在は夭折の詩人として有名です。
「にほんごであそぼ」でお馴染みで、この番組ではよく取り上げられます。優しい、女性らしい詩です。子供も楽しく聞ける詩だと思います。
Posted by ao at 21時51分 Comment ( 0 )
2010年03月09日(火)
梅は咲いたか 桜はまだかいな [言葉]
所々で梅が咲いています。
梅の名所では見ごろを迎えているところも多い様子。
春の到来ですね。
でも、今日は寒い日でした。
東京でも雪が降っています。
私は以前にも書いたとおり、桜よりも梅のほうが好きです。
春の訪れを香りと共に知らせてくれます。
まだ、花の少ない時期にその姿がなんとも言えないところも好きです。
さて、「梅は咲いたか 桜はまだかいな」
と言う言葉があります。
最近知ったのですが、これは江戸端唄の一曲「しょんがえ節」の冒頭だそうで。
今まではこの冒頭の部分しか知らなかった(気にしていなかった)のですが、実は歌詞が続いていたそうなのかぁ・・・と思ってしまいました。
この続きの歌詞も、明治期、大正期と二種類あるようです。
明治期
梅は咲いたか 桜はまだかいな
柳ャなよなよ風次第
山吹ャ浮気で色ばっかり
しょんがいな
浅蜊とれたか 蛤ャまだかいな
鮑 くよくよ片想い
さざえは悋気で角ばっかり
しょんがいな
柳橋から小舟で急がせ
舟はゆらゆら棹次第
舟から上って土堤八丁
吉原へ御案内
大正期
梅は咲いたか 桜はまだかいな
柳ゃなよなよ風次第
山吹ゃ浮気で 色ばっかり
しょんがいな
梅にしようか桜にしよかいな
色も緑の松ヶ枝に 梅と桜を咲かせたい
しょんがいな
銀座八丁 行こうじゃないか
山の狐が七化けて黒い眉引く袖を引く
しょんがいな
恋の浅草 二人で行こかいな
何をこととい(言問)都鳥 末は千鳥で泪橋
しょんがいな
どちらもなんとなく可愛いですよね。
歌詞の変わりも時代を感じさせますね。
Posted by ao at 21時40分 Comment ( 0 )
2010年03月08日(月)
溶姫と赤門 [歴史]
寒いと言っても一時ほどではない東京です。
それよりも、結露の方が気になる私です。
さて、忘れていたわけではありませんが、またもや間が空いてしまったこの話。やっとこです。
家斉公の数多い子女の一人溶姫(やすひめ、ようひめ)。
以前書きましたが、東大の赤門と非常に縁の深い女性です。
縁が深いというよりも、あの赤門は溶姫のために作られた御守殿門なのです。
1813年3月27日に家斉公と側室・お美代の方(専行院)の間に生まれました。
1827年に加賀藩主・前田斉泰と結婚。この時、建てられ現在も残っているのが東大の赤門です
結婚後、溶姫自身は加賀藩にとけ込もうとしたと言う説と、夫を軽んじていたという話と両方あり、定かではありません。
しかし、ここでいくつかの出来事がありました。
嫡子・犬千代(後の慶寧)を、母・お美代の方が将軍継嗣にしようとした事件や、溶姫自身が、喬心丸(後の池田慶栄)を鳥取藩に幕命と言うことにし、無理矢理養子縁組させたとの話があります。
とどめが、溶姫が実母のお美代の方を引き取り、その費用が藩財政を圧迫していたなど、加賀藩中の恨みを一身に受けることになったのです。
時は幕末に近い時代。幕府にとっても、加賀藩にとっては大変だったのではないかと想像します。
将軍家の嫁いだ娘と、その身内に振り回される幕府、加賀藩。はっきり言って、それどころではなかったはずです。
お気の毒様であったのだろうなぁ・・と勝手に想像するばかりです。
Posted by ao at 21時56分 Comment ( 0 )
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