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2006年08月05日(土)

パッヘルベルのカノン [BGM:Classical]

カノンという楽語があります。
まぁ・・・ものすごく噛み砕いて一言にしてしまうと、「追っかけっこ」。ひとつの旋律をひたすらに追いかけていきます。

よく御存知のところでは、「かえるのうた」もこの類。あっ・・・・あと「静かな湖畔の〜」の歌もそうですね。キレイに追っかけてるでしょう?そして重なりあっても変な響きになりません。

「パッヘルベルのカノン」も見事なまでの旋律の追っかけっこです。
これを知ったのは高校生の頃だったように記憶しています。
曲は知っていても曲全体をちゃんと勉強したことがなかった頃。学校にあったオーケストラに所属して、弦楽器を担当したときに、初めて「ひゃー・・・ホントに追っかけっこ」と思ったのです。

カノンという技法があることも、他の曲で勉強もしていたのに、曲名にまんま「カノン」とついているこの曲を旋律が追いかけてる!!と認識せざるを得なかったのはこういう理由でした。

楽譜、足りなかった

ええええ。

でも、大丈夫でした。2小節遅れて演奏すればよし。
まぁ便利。

有名なあのメロディーは第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンで紡ぎだされるのですが、2小節遅れで同じメロディーをずっと弾いているのです。
その間、他の楽器・・・・ヴィオラやチェロはなにをしているかというと、ずーーーーーーっと同じ音を弾き続けています。
チェロはこう→D-A-B-F♯-G-D-G-A-…
ヴィオラは、ピチカートと言う弦をはじく奏法で延々と。
そしてまた、あのメロディーにたどり着くまでには長い過程があるのです。
あの部分はいわゆるサビ。
あれね、32分音符っていうので書かれてるんですよ。あまり普段32分音符って使わないです。すっごく細かい音符なんです。
最初は4分音符でゆったりとしていたメロディーがすこーしずつ細かくなっていって、サビで32分音符です。どうだ!てな具合です。
そしてサビを迎えた曲は終盤に向かってまた音符がゆったりとしてくるというわけ。

和音進行は非常にシンプル。いま流行っている曲の和音進行にもこのタイプのものはよく見られます。この和音に、よくもこれだけいろいろな種類のメロディーをつけられるものだなーって。
よくよく聞いてみると感動すら覚えます。
重なり合っても非常に美しい。
ぜひ、改めて聴いてみてもらえれば、と思います。

Posted by cocoon at 20時31分   Comment ( 2 )

2006年05月05日(金)

ピアノ教則本と遠い記憶 [(COLUMN)]

ピアノを習い始めたのはもうすぐ4歳になる、という頃でした。
習い始めた頃の記憶はもう殆どなくて、物心ついたころにはピアノを弾いていた。
そんな感覚なのです。

当時、自分が使っていた教則本はもう既に処分してしまってないけれど、楽譜売場に行くと当時と全く同じものが売られていたりして、しばしタイプスリップ。

メトードローズ ピアノ教則本
こどものバイエル
ピアノのテクニック
ピアノの練習ABC
・・・

どれも懐かしいなぁと思うものばかり。
なかには今でもソラで弾けるものもありますよ。

そして、こんなこともありました。

大きな音符で書いてある楽譜。「右側のページをれんしゅうしていらっしゃい。」
先生はそう言いました。
ちいさな子供が練習する楽譜です。まぁ練習すればなんとかなります。
そしてレッスンへ。
あれ、先生、きょうはコッチに座るの・・??

先生はわたしの左側に腰かけました。いつもと反対側。
「さぁ、弾いてみましょうか。いち、に、・・」
先生の声に合わせて練習してきたところを弾き始めます。
そしたら先生も一緒になにか弾き始めたのですよ。

そう。いわゆる連弾。
おうちで練習してきた曲じゃないみたい。すごくビックリしました。わぁぁぁぁ!!なんだか自分が物凄く壮大な曲を演奏してるような気分になったのを覚えてます。

当時のわたしは驚くだけで、気をよくしてまた次の曲、次の曲とレッスンを進めていっただけでした。
でも、大きくなり、いいオトナになって、いざ自分が指導の仕事に携わるようになった頃。わたしの受けていたレッスンについてきてくれていた母親がこの時のことを話してくれたのです。

ピアノの椅子に腰かけると脚も下に届かないような子供が、先生の助けを借りることでこんなにキレイな曲を弾いてるように聴こえるなんて!母親はかなり感激してたんだそうです。
そりゃそうだ。たどたどしい音ばっかり聴かされる側はたまったもんじゃなかったでしょう。ウチの娘はダイジョブなんだろか・・・。ピアノ辞めちゃったらこの楽器どーすんだろ・・・。
母よ、なんとか楽器を教えるトコまではこぎつけました。
そんでもって、演奏の仕事もなんとかかんとか頂けるようになりました。

先生、一緒に連弾してくれたこと、忘れません。
おかげさまで、今となっては1人で弾くよりアンサンブルの方が楽しいとさえ思うようになりました。
きっかけは本当に単純ですが、音楽の楽しみってのはドコに転がってるかわかりません。
たまたま子供の頃にこういう体験に出会えたわたしではありますが、オトナになってから出会う音楽の楽しみっていうのも実はいっぱいあるものなのです。
次回は、そんなオトナになってからの楽しみについて書いてみようと思っています。

Posted by cocoon at 20時33分   Comment ( 0 )

2006年04月03日(月)

街の息吹、街の音。 [Sound:街の音]

先日、ハワイへ行ってきました。
仲良しのお友達がハワイで新生活をスタートさせてから、もうすぐ2年。
お宅訪問とつかの間の休息、そしてリフレッシュを兼ねての旅でした。

この時期のハワイは雨期にあたるのか、空港到着時は雷雨。つうか土砂降り。常夏でいつも青い空と青い海が見えるというイメージだったハワイだけど、すごく意外でした。
ときには晴れ間も見えて、つい嬉しくなっちゃって休息のつもりが寝る間を削ってアクティビティにいそしんだり、お友達ご夫婦とおしゃべりに(むしろ食事と飲酒に)興じたりするうちにあっという間に過ぎて行った日々だったわけです。

実は、ハワイを訪れるのは3回目。
結構多いほうだと思います。
ハワイって言えば芸能人じゃーん。
判で押したようにハワイだなんてまったくもう。
行く前はずっとそう思ってたけど、行かなきゃわからないんだ。これが。
確かに海外に来た気がしないほど日本人がウジャウジャだけど、日本から程よい時間をかけて飛行機で到着すれば空港に降り立った途端にココナッツの甘い香りがしてきて、次の瞬間にものすごい時差ボケに一旦陥ると。で、ワイキキに着くとなによりもあの抜けるような海の色にとっても癒されるのです。
芸能人じゃなくたって誰だって楽しいに決まってる、そんな街。
いつも帰るのが名残惜しくなります。そしてすぐにまた来たくなるのです。

そして今回。
あ、コレってきっとハワイの音、だなーと思ったものがありました。
それは、・・・・・


ゴミ収集車の音。


ゴミとかいうとすっごい汚いイメージだけど、でもそう思ってしまったのです。
早朝、4時とか5時くらいになると「ピーッ、ピーッ」って音がし始まります。
前夜のうちに出たゴミを収集車が集めて回る音。その集め方も、大きな機械を使ってゴミバケツをごごーんと持ち上げてトラックの荷台にドンと落とす、なんとも原始的かつダイナミックなものなのだけど。
街をキレイに保つため、また今日も新しくやってくる観光客を迎えるための準備のひとつと考えれば、その音さえも愛しく感じるってものです。
あの音が聞こえてくると、「あぁ、もう朝なんだー・・・」と寝ぼけながら思ったっけ。
さて、今日はなにをしようか。
どんなハワイと出会えるのか。
楽しかったハワイの思い出写真を眺めては、そんなことを思い出しています。

その都市その都市に必ずある、街の音。
いままでに訪れたことのある街の音、これからたまーに、思い出してはココにアップしていこうと思います。

Posted by cocoon at 20時36分   Comment ( 0 )

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